Chapter7 1997

地獄のマシン野郎

 DA/U5購入と前後して俺は強烈なパソコンユーザ2人と知り合った。一人はPC-6001時代からアセンブラやBASICをやっており新旧のハードウェアに精通している 湘南ぺんぎん師 である。師のパソコン歴はNECのパソコンの歴史と等しいというからものすごい。またPC-9801VMからいきなりPC-9821V20にワープしたすごいユーザでもある。彼と知り合ったのは一年の時の新入生歓迎会のときだった。彼は俺の学生時代先輩なのだ。
 その後、彼には講義のアシスタントとして俺たちの化学実験の面倒を見てもらったので話す機会はままあったのだが、それ以外の接点も共通点も当時はなかったために特に親しくもなかった。ところがある話題をきっかけに、湘南ぺんぎん氏と俺は思いきり仲が良くなった。
 仲がよくなるきっかけを作ったのは「パソコン」ではなく、アニメの「新世紀エヴァンゲリオン」だった。お互い外見からは全く想像もつかなかったことである。「マヤちんのゲロ吐き最高!」とか「綾波豪萌え」とか「リツコってエッチが汚そうだよね」とか「ゲンドウとコウゾウのヒゲオヤジーズは絶対にデキてる」とかそういう(偏った)共通の話題が持てて良かったのはいうまでもない。話しているうちにさらに幸運だったことは、湘南ぺんぎん氏(以下湘南氏)もかなりパソコンキチであることがわかったことだった。そうして彼とはさらに親しくなり、いろいろと技術を伝授してもらい同じ会社に入り現在に至るはずだったが、志半ばにして俺が発狂して会社を辞職。いまは別々になってしまったが仲の良いことに代わりはない。発狂して会社辞め他県に関しては後ほど語ることにしよう。
 俺が学生時代のとき、彼はアポなしで良く下宿先に来てくれた。夜中にいきなりメモリとオーバードライブプロセッサと買いにきたり、俺が買ったばかりの中古のPC-98を片っ端から意気揚々と分解したり、PC-98の背面パネル(通称:ケツ板)を眺めて品評して萌えて悶えたりした。大学の電子計算センターの喫煙所で二人で倉庫に運ばれるPC-98のケツ板を眺めて機種名言い当ててみたりするようなそんなバカなことばっかりやっていた。まあそんなこんなで 湘南ぺんぎん師 はまさに俺の良きアニキのような存在の人である。
 そしてもう一人は以外や以外、身近にいた。
 この年(97年)の夏休みが明けて大学では友人どおしが夏休みの話題で盛り上がっていた。後ろの席では俺の友人で巨漢の他称「エロゲープレイヤー」の某N'sが彼の友人とと親しそうに話していた。別にたいしたことない話かと思っていたのだが、そのときN'sの友人が「うちのは120MHzを133MHzにしてあるよ」と口にしたのをたしかに俺は耳にしたと記憶している。そして俺は彼とは初対面であるのにもかかわらず、すかさず後ろを振り向いて「えっ?クロックアップしたんだ? 機種はナニ??」とか話し掛けたような記憶があるが、先ごろ本人に聞いたところ「もう忘れた」とか言っていた(;_;)。彼は少々ビビったようだが、それからいろいろとパソコンの話に花が咲いた。ここでいう彼がのちに俺の大親友となる おしんこ師 であった。しかし初対面のヤツにいきなり「クロックアップしたんだ」とか聞く俺も最高に強まったキチガイだとは女子中学生の毛ほども思ったことはない(ぷ
 俺のインポはまだまだ続く。


最終更新日時:2004/07/16 04:53:18