Chapter8 1997

矢継ぎ早にPC狩り - ソフマップで吠える

 さて友人の話で大幅に話がそれてしまったね(お
 この頃(97年初夏)の俺の所有機種はNb7とDA/U5の2台だった。あと実家のPC-9801BX/M2PC-9821Nb10/S8も管理は俺がやっているので、これを合わせると4台だった。
 そしてこの夏、北海道の化石調査から帰ってきた俺は秋葉原で鬼のようにパソコンを入手することになる。
 短期間で多量に入手したので順番が交錯して覚えていないが、ここでそれぞれの入手経緯を簡単に紹介しよう。
 まずは9801型番最後の省スペースデスクトップマシン、PC-9801US(以下US)だ。これは確かPC-9821As2(以下As2)の後に買った記憶がある。それはこの機種がAs2のメモリの代償にもらったからである。こんな風に書くと読者のみなさんから「てめえそんな風に書いたら何のことだかさっぱりわけワカメじゃねえかコンチクショウ」とかいわれて後ろから投石されそうなのできちんと説明することにしよう(お
 俺はAs2を意気揚々と購入した(次章参照)のだがメモリ増設に当たってメルコのEACが欲しくなって秋葉のソフマップでEACを購入した。家に帰ってから箱を開けてビックソ! 中に入っていたメモリはFellow用のメモリだったのだ。幸いソフマップで14日間の保証をつけてもらっていたので、激怒した俺は翌日大学休んで光の速さでソフマップに殴り込んだ。
 「これ昨日As2用に買ったメモリなんですが・・・」
 「はい、それがどうかいたしましたか?」
 「ちょっと中あけてくださいよ」
 「はあ」
 店員は中身をあけた。
 「これってやはりっていうかどう見てもFellow、しかもBA用のメモリなんですがどういうことですか」
 「そうですね」
 「昨日購入するとき店員は中確かめなかったからAs2のメモリだと思って安心してたらあけてみたらこの有様だ代金と電車賃返せよコンチクショウ」
 「すみませんが代金はお返しできないんですが・・・」
 「じゃあ代替品出してよ」
 「少々お待ちください」
 店員はすぐにガラスケースの方に直行した。
 「・・・すみません、在庫きらしちゃってるみたいなんですが」
 「じゃあどうにかしてくれよコンチクショウ!!」
 周囲の客などもろともせずに俺は声を荒げて言った。
 「お客様、落ち着いてください(;_;)」
 案の定、店員はマジで困っていた模様だ。おそらくこういうタイプの客は店にとって一番嫌われるに違いない。が、わざわざ片道700円以上の電車賃かけて来たのにこの有様で頭に来ていた俺は一歩も引かなかった。
 すると奥から服装の違う偉そうな人が出てきた。どうやら店長のようだ。
 「すみません。私どもの手違いでお客様には大変ご迷惑をおかけいたしました。代金はお返しすることはできませんが、そのお詫びとしてこのフロアにある商品でお好きなものをお一つ差し上げますのでそれで手を打っていただけませんでしょうか?」
 と彼は言った。その瞬間俺は狂喜乱舞して踊りそうになったがそこは顔色一つ変えなかった。
 「わかりました。」
 「ありがとうございます」
 「本当に何でもいいんですか?」
 「はい、結構です」
 「じゃあ、パソコンでもいいんですよね、当然」
 「・・・け、結構です」
 そこで容赦なく俺はAs2メモリの倍額以上の製品であるUSを指さす。このUSはジャンク品でキーボードもマウスもメモリもナニもついていなかったが、筐体の小ささと某マンガ「AIが止まらない」の神戸ひとしも使っているマシンなので欲しかった機種である。
 「じゃあ、あれもらいます」
 「USですか。わかりました・・・」
 店員がUSを運んできた。
 「こちらでよろしいでしょうか? ご確認してください」
 「あ、Cバスのねじが1個ないですね。どうにかしてくださいよ」
 「わかりました。おつけいたします」
 レジの後ろにUSがもって行かれた。梱包されるのだ。しかし梱包には時間がかかりすぎる。どうしたのかと思いレジ越しに見てみると、 なにやら分解しているのだ。
 「なんか遅いっすねえ」
 「今梱包しておりますので少々お待ちください」
 店長はそういった。
 梱包されたUSが出てきた。
 「あと、これは今回のお詫びです」
 といって店長が一緒に袋に入れてくれたものは、電源コードとキーボード、マウスの3点セットだった。
 「あと、保証書とルピーを発行いたしますので少々お時間ください」
 As2メモリの倍額以上の製品をただでもらったうえにおまけまでくれて、そのうえ保証書とルピーまで発行してくれるとはソフマップ太っ腹である。保証はなんと半年! 元がジャンクの製品なのに半年もつけてくれたのだ。ありがたやありがたや(お
 というわけで意気揚々とUSを奪って帰ったのだが、家に帰ってUSを分解すると、Cバスにメモリが、内部の専用スロットに61SIMMが増設されていたのだ。レジ奥で分解していたのはこれが原因だったことが、このとき初めて判明した。いやあソフマップのサポートはいいみゃ〜(ぷ。
 それからMacintoshLC(以下MacLC)もこの休み中に購入した。ふらっと立ち寄ったソフマップUsed Mac館でメモリ4MB、HDD40MB、漢字Talk6.0.4付きのMacLCが6.8k円。中のCPUにかこつけた価格かとか一人でつっこんでしまった(ぷ 用途はさっぱり思いつかなかったが思わず衝動買いした記憶がある。このMacLCは用途が思いつかず10BASE-Tのハブの置き台になったり、気が向くと電源を入れてメモ帳に文章書いて「このFEPキチガイみたいな変換する」とか叫んでまた電源を落としたりさんざんな扱いをされたが、後に熱心なmACユーザがこのLC本体をものすごい高額でうちから買っていった。キーボードとマウスとOSも別な熱心なMacユーザにかなりの高額で買い取っていった。レアモノの角形マウスだったらしい。なんか悲惨な扱いをされたが最後は大切に使ってくれそうなユーザの元に行って良かったのかもしれない。これが俺とMacの最初の出会いだった。
 あとPC-9801F2(以下F2)だ。これは親父からもらった。しかも2台(笑 会社の隅に投げてあったから拾ってきたのだという。状態はよく、Cバスには様々なボードが刺さっていた。もちろんデジタルモニタも付属の超一品だ。なんでも、親父の会社ができてまもなく導入され、つい最近まで現役だったと言うからすばらしい。今でも親父の会社ではPC-9801RXが現役だそうで、次のターゲットはこれになるだろうとのもっぱらの噂だったが、親父が会社からもらってくる前に親父が会社を辞めてしまったのでうちに来ることはなかった。
 俺のインポは健在だった(泣


最終更新日時:2004/07/16 04:45:20