ハードウェアレビュー:Itanium 2 搭載ワークステーション hp workstation zx2000

hp workstation zx2000:筐体


 今回ご紹介するのはヒューレット・パッカードのhp workstation zx2000(以下、zx2000と表記)だ。
 zx2000は先代のhp workstation i2000の後継にあたり、Itanium2 900MHz 1.5MBキャッシュ版を1個搭載するワークステーションだ。i2000が2wayまでの対応だったのに対してzx2000は1wayのみの対応となっており、ハイエンドワークステーションのラインナップの中ではエントリモデルという位置付けになる。
 従って価格も2003年8月の価格で約90万円から(2004年現在は1.4GHzモデルが498000円から)とi2000よりもかなり低めの価格設定がなされているのが魅力である。


【写真】 梱包箱に入って到着したzx2000

 hpの大きなロゴマークの印刷された箱に格納されて到着。箱は非常に頑丈にできており、内部の緩衝材は環境保護のため必要最低限しか使われていない。


【写真】 梱包箱に貼られているシール

 梱包箱に貼られているプロダクトシール。「Product Number: A7844A」、「HP Workstation, ZX2000, 900MHz, base SPU」という文字が見て取れる。その上段の白消しの部分には本体シリアルナンバーが印刷されている。


【写真】 Itanium2のロゴ

 存在を派手に誇示する「intel inside」ロゴ。ロゴ下部にはしっかり64-bit新世代プロセッサの象徴の「ITANIUM(R)2」の文字が入っている。


【写真】 箱から取り出されたzx2000

 姿をあらわしたzx2000。同社の32-bit Xeonワークステーション「hp workstation xw8000」にデザインが微妙に似ている。筐体側面の曲線を描く近未来的な銀色フレームが印象的だ。デザインは今までのhpデザインではなく、COMPAQワークステーションのデザイン色が非常に強い。銀色を使っていながらも安っぽいデザインにならないところは、やはりハイエンドマシンメーカーのなせる所以か。


【写真】 付属品一式

 付属品は本体マニュアル、IPFオフライン診断・ユーティリティディスク、RedHat Linux Advanced Workstation 2.1媒体およびライセンス、リカバリディスク、使用許諾契約書、電源ケーブル、3ピン-2ピン変換コネクタ、そのほかキーボードとマウスなど。割と少ない。今回買ったzx2000はLinuxプリインストールモデルなので、RedHatの媒体がついているのだ。


【写真】 zx2000のロゴとItanium2シール

 zx2000がzx2000たるためのロゴマークとItanium2ロゴシール。ちなみにItanium2ロゴシールの隣の3.5インチベイにはFDDが入りそうだが、すでにPCアーキテクチャではないzx2000にFDDのオプションはない。


【写真】 zx2000筐体前面

 部屋に持ち込んだところ。zx2000はラックコンバージョンキットを使うことにより19インチラックに格納することもできる。マシンの高さは普通のミドルタワー程度。それほど大きいわけではないが、多くの19インチラック用マシンのように奥行きはある。


【写真】 zx2000筐体背面

 背面のインターフェイスはきわめてシンプル。どのようなインターフェイスがあるのかは後ほどご紹介しよう。電源は上部に配置されており、換気の役割も兼ねている。電源部から排出される風はかなり熱いが、マシン自体の騒音はきわめて小さい。


【写真】 前面のUSB2.0

 フロントマスク下部にある小さなカバーを空けると中にはUSB端子が2つ配置されている。規格はUSB2.0フロントにUSBがついていると非常に使いやすい。


【写真】 本体シリアルナンバー

 USB隣にあるつまみを引っ張ると、本体シリアルナンバーシールの貼られたプラスチック板がでてくる。非常に凝った作りだ。本体シリアルナンバーはもう一カ所、本体右側面中蓋にも貼られている。


【写真】 診断用LED近辺

 1-2-3-4のLEDの組み合わせで装置に何の障害があったのか判別できるようになっている。障害が発生したときにはe-buzzerという機能により、一番下のスピーカーマークから障害内容をデコードした信号(FAXやモデムのネゴ音みたいな音)が発声されるので、HPヘルプデスクに電話をかけたあとここに受話器を当てて信号を送ると、ダンプ情報を送信せずとも障害解析を行ってもらえる。ある意味原始的だが、ダンプ情報が採取出来ない場合や緊急を要する状況ではこの方法がもっとも早くて的確かもしれない。筆者は購入4日目にzx2000を熱暴走させたのだが、その際もこのスピーカーからネゴ音が出た。


【写真】 稼働中のzx2000

 プリインストールされていたRedHat Linuxを一回起動したあと、すぐにディスクをフォーマットしてWindows Server 2003 Enterprise Edition for 64-bit Itanium based systemsを導入した。IA-32と変わらずWindowsが動作しているように見えるが、このWindowsは64-bit版で、通常の32-bit版Windowsと異なる部分が多々ある。詳細は後ほどご紹介しよう。キーボードは英語キーボード、マウスはホイールマウス。ともにUSB接続だ。モニタは17インチ液晶。搭載されているビデオカードのnVIDIA Quadro4 900XGLがDVI端子しかなかったので、zx2000到着当日に秋葉原に行って新品を買ってきたもの。


【写真】 zx2000の側面カバー

 側面カバーにはくぼみがついており、そこを手前に引くとはずれるようになっている。


【写真】 zx200の側面カバーをはずす

 このように簡単にはずれる。カバーを外していよいよItanium2搭載機の中身を見てみることにしよう。


最終更新日時:2004/01/27 17:07:52