ハードウェアレビュー:Itanium 2 搭載ワークステーション hp workstation zx2000

hp workstation zx2000:電源ONからOS起動まで


 ここでは電源投入からOS起動までの一連の動作と、IA-64特有のシステム「EFI」について少し触れてみよう。
 EFIというのは拡張可能ファームウェアインタフェース(Extensible Firmware Interface)でFiemwareとブートマネージャの間のインタフェースとなるものだ。どのような物かは下記の写真を参照していただきたい。


【写真】 電源投入直後のzx2000

 zx2000ではPOSTが終了すると、EFIが起動する。zx2000のPOSTは画面には表示されず診断LEDの明滅で行なわれるが、本体にASCII端末を接続するとBMC(ベースボード管理コントローラ)の機能によりモニタリングをすることが可能だ。


【写真】 ブートマネージャ

 WindowsのOSローダに似ているが、似て異なる物だ。ここで各項目を選択すると、選択した物が起動する。Windowsを起動すればWindowsが起動する。ちなみに「CD-ROM」というのはCDブートさせるための物だが、これは筆者が勝手に設定した物なので標準では存在しない。


【写真】 EFI Shellの起動

 ブートマネージャでEFI Shellを選択するとEFI Shellが起動し、デバイスのマッピングが開始される。EFI ShellはUNIX互換のコマンドが使用でき、簡単なスクリプトも使用できる。感覚はDEC AlphaのSRMと同じような物だ。


【写真】 fs0:(EFIパーティション)

 EFI ShellからはHDにアクセスできる。アクセスできるのはEFIパーティションのみだ。EFIパーティションはRISCベースの「システムパーティション」に相当し、ブートローダなどが格納される部分であるとともに、任意のEFIコマンドを格納することも出来る。EFI Shellでは拡張子「*.efi」のEFI専用コマンドが使用でき、外部からコマンドをもってきて実行もできる。RISCのシステムパーティションよりも機能的に優れている。


【写真】 Windowsを選択

 EFI Shellは「exit」で抜けることが出来る。抜けたあとは再びこのブートマネージャに戻る。


【写真】 Windows Server 2003 Enterprise Edition 64-bitの起動

 通常にWindowsが起動する。起動は高速だ。
 次は64-bit Windowsの中身について紹介しよう。


最終更新日時:2004/01/27 16:48:43