・Canon製最新BJプリンタ用フィルタ
・EPSON製最新プリンタ用ドライバ「Photo Image Print System」
・EPSON製スキャナユーティリティ「Image Scan! for Linux」
・gtkpod(iPod用通信ユーティリティ)
・PowerDVD for Linux
・Flash Player for Linux
・オープンプリンティングプロジェクト成果物
・J2SE+日本語対応アドオンパッケージ
・Turbo Media Player
■特記すべきアプリケーション群 ・Cyberlink PowerDVD for Linux
D・V・D!! D・V・D!! おまえの姉ちゃん次世代(ry
というわけで(笑)市販のDVDを見るにはCSSと呼ばれる暗号化を解読しなければいけないのだが、この暗号解読にはライセンスが必要であり、ライセンスを取得したメーカーのDVDデコーダソフトを用ない限りDVDの鑑賞はできない。
しかしその暗号もDeCSSというソフトウェアで解読できるようになってしまい、作者が訴えられると言う事態が発生している。問題を起こさないよう事前対策をとったのであろう、TL10DにはこのCSSを解読するライブラリが同梱されていない。
そのため、市販のDVDを見る場合は暗黙の了解の上で別途 libdvdcss を使って kaffeine や mplayer 等で見るしか方法がなかった。
しかし今回、商用の PowerDVD for Linux で正式にライセンスを受けたことにより完全にクリアなライセンスでDVDを鑑賞できるようになった。また、音声フォーマットのパテント問題で音声が再生できなかったmpeg動画についても PowerDVD で再生できるようになったため、kaffeine に細工して使う必要も無くなったことは大きい。 ・Turbo Media Player
物自体は kaffeine そのものであるため、厳密に言うと追加アプリケーションではない。kaffein の0.4.2ベースの Turbolinux カスタマイズ版を Turbo Media Player としている。
今回 kaffeine という名前ではなく Turbo Media Player をいう名前になったように、Turbolinux で非常に特徴的な機能が追加された。それは Microsoft の Windows Media File の再生が可能になったことだ。
今までTL10Dで Windows Media File を再生するにはこれまた暗黙の了解で win32codecs という外部ライブラリを使い再生させる必要があった。
Turbolinux は Microsoft から正式に Windows Media File 再生のためのライセンスを受け、各種 Windows Media File のクリアなライセンスの元でLinux上で再生させることを実現した。
現時点でWindows Media Audio 9 Professional ベースのコンテンツ、会員登録の必要なコンテンツ、著作権管理されているコンテンツは再生することができないが、多くの Windows Media File のローカル再生、ストリーミング再生が可能だ。 ・Macromedia Flash Player
いままで手動で導入していたユーザも多いであろう Macromedia Flash Player が標準で同梱されるようになった。エンドユーザの利便性を考えるとうれしい限りだ。 ・iPod用通信ユーティリティ
人気のiPodとの連携ツールが同梱された。
■D2F での変更点 ・USBやIEEE1394のブロックデバイスの表記変更
D2F では USB や IEEE1394 のマウントポイントにハードウェアの持つ情報を使用するよう変更が加えられました。
USB や IEEE1394 機器などを接続した際に、10Dでは「/mnt/sdc1」のように表示されていたが、D2Fでは「/mnt/MMC_sdc1」のようになった。ハードウェア情報のないものは今まで通りのマウントポイント名になるようだ。
また、メディアの刺さっていないスロットは表示されないよう改良が加えられようだ。いままで「sda1はUSBメモリで、sdc1はCFで・・・」などとdmesgを見たり考えたりしていたのが直感的に分かるようになり便利になった。 ・壁紙やメニューに表示される製品ロゴや収録ソフトウェアの名称変更
アップグレードに伴い製品名が変わるため、アップデート後に表示される壁紙のロゴやメニューの製品ロゴが変更される。
アップデート後の標準の壁紙は明るい水色でマルチメディアをイメージした壁紙に、メニューからは「Desktop」の文字が外され、単に「turbolinux10」とだけに表記が変わった。
10Dで「CD-R作成ソフト」だった k3b は「CD/DVDライティングソフト」に、「メディアプレーヤー」だった kaffeine は「Turboメディアプレーヤー(Mediaplayer)」と表示名が変更された。 ・ログイン/ログアウト
グラフィカルログインを使用しているユーザは、ログイン画面のパネルに表示される「実行」ボタンが「メニュー」ボタンに変更されているのに気がつくだろう。
今までは何を実行するのかいまいち意味不明だった実行ボタンが、メニューを表示させるという本来の意味をもってわかりやすくなった。細かい気配りである。
ログアウトでは新たに「ログアウト」「停止」「再起動」の選択ができるようになった。これもまたちょっとした変更だが頻繁に使う項目だけに、この利便性は大きい。 ・CDコピーや吸い出しの際のSCSIエミュレーションが不要になった
10D では CD コピーや ISO イメージのための吸い出しは SCSI エミュレーションを必要としていたが、D2F では SCSI エミュレーション無しで CD コピーや ISO イメージの作成が可能になった。
いままで SCSI エミュレーションを行っていたユーザは、D2F アップデート後に SCSI エミュレーションをしないよう設定を行う必要があるので注意しよう。
また、D2F では新たに atapidma というATAPI DMAイネーブラが導入された。 ・マルチメディアファイルの関連づけの変更
Ogg Vorbis、WAV などのファイルはデフォルトで Turbo Media Player に変更される。直接クリックで Turbo Media Player が起動する。
■どのマルチメディアファイルが再生できるのか
マルチメディアを強化した D2F だが、どのマルチメディアファイルが D2F のどのソフトで再生できるのかまとめてみた。
・ogg:Turbo Media Player、xmms
・mp3:RealPlayer
・wav:Turbo Media Player
・mpeg:PowerDVD
・DVD:PowerDVD
・avi:Turbo Media Player(codecの問題があり再生ができない物もある)
・rm:RealPlayer
・Flash:Macromedia Flash Player
・wma:Turbo Media Player(Windows Media Audio 9 Professional ベースのコンテンツ、会員登録の必要なコンテンツ、著作権管理されているコンテンツは再生することができない)
・wmv:Turbo Media Player(Windows Media Audio 9 Professional ベースのコンテンツ、会員登録の必要なコンテンツ、著作権管理されているコンテンツは再生することができない)
以上のように D2F 標準で提供されるソフトでメジャーなフォーマットがカバーできている。できれば少ないソフトで多種のフォーマットを再生できれば最高なのだが、そのあたりはライセンスの話なども絡んでくるので難しいところなのだろう。とはいえ、一通りの再生ができる環境を提供した Turbolinux の配慮には感謝をしたい。